それは某日のタイムトライアル会議で報告された。。。
『参加者に高齢の方がいらっしゃいます。年齢89歳。
70年前にご友人と歩かれたことがあるとのことです・・・』
…∑ヾ( ̄0 ̄;ノ ナントッ!
歩きやすい大江山とは言え距離は長いし、そこを高齢の方が参加される?・・・誰が聞いても体力・脚力心配されるはず。
スタッフ一同サポート体制を整え当日を迎えました。
ここからは2日目”みまもり隊”Nさんのレポートを元にお送りします!
●´∀`)つ))
参加者一同、予定通り9時普甲峠をスタート。
それぞれが自分のペースで歩きはじめます。
最後尾は、最年長89歳のKさん。
その直ぐ前が某中学校の先生をされているという若い男女3名さん。
いつしか4人は一団となり、年齢やどこから来たかなど話をされるような仲になられ、Kさんも先生も出身は京丹後市ということが分かり盛り上がったそうです。(*^^*)
10:07 管制塔:全員、無事通過!
Kさんの第一チェックポイント通過にスタッフはホッと胸を撫で下ろしました。
航空管制塔を過ぎ、いよいよ山道らしいアップダウンを繰り返す中、先生達のお祖父さんくらいのKさんはペースが落ちなかったそう。
急な坂にさしかかっても、上を見上げてふっと息を吐くと、スタスタと歩いていかれたそうです。
Kさんの身体を心配して着かず離れずで歩いていた先生達は、坂道では遅れをとることも。
先生達はいつしかKさんを「師匠」と呼ぶようになり、一緒に歩き続けられました。
休憩中には・・・
Kさん:「あんたら若いのに達者やな〜」
先生3人:「いやいや、それは逆ですやん」(笑)
トップが11時30分頃鬼嶽分岐通過、そしてKさんともうおひと方スタッフが心配していた方が早々に通過。
12:09 鬼嶽分岐:なんと○○さん通過です!
12:10 某ポイント:うっそ〜w
その頃師匠一行は鍋塚休憩所で昼食中。
12:24 赤石ヶ岳:了解!Kさんは大丈夫かな?
12:39 鍋塚:Kさん時間的には赤石は無理でしょうが千丈へは行けそうです。
12:45 鍋塚:最後尾、鍋休憩所出発
12:47 各所:出発、了解です。
やりとりしている最中、早々に赤石ヶ岳を登る方、下る方、足に痛みを覚えて赤石ヶ岳を断念する方・・・皆さんそれぞれの思いを抱きつつ大江山の秋を感じながら各ポイントを通過されていきました。
13:58 赤石ヶ岳:了解 Kさん、すごい↑
Kさんは赤石ヶ岳へ登りたいと希望されたそうですが、この日お昼前からガスが出始め天候も崩れ時間的にも赤石ヶ岳は断念いただくことに。
Kさま、またタイミングが合ったときに赤石ヶ岳を歩いてみて下さいね。(^O^)/
ゴールに到着し、けんちゃん汁とぜんざいを食べている時には・・・
先生:「私達の実家はKさんの近くなので、今度遊びに行きます。」
Kさん:「そうか、いつでもおいで。住所は、あの人(鬼っこスタッフ)に渡してあるから。」
と、次の約束をされたそう。
初めて出会ったお祖父さん世代と孫世代が、最後まで一緒に歩き通し、友達のような関係に。(*^^*)
私たちの心配は何だったんだろう?(笑)と思えるKさんの体力・脚力!
「スゴイ!」の言葉しか浮かびません。
自分のペースで歩くことの出来るタイムトライアルだったからこそこのような世代を超えた交流・人の繋がりが出来たのかもしれません。(^^)
あの距離を歩かれたあとはきっとお疲れのはず・・・やはりみんな同じことを思っていたようでそこはちゃんと確認。
無事帰宅され、今度は妹さんと大江山を訪れたいとおっしゃってくださったそうです。(*^^*)
また来年、Kさんと若い衆3人さんが元気に参加下さることをたのしみにしています!
参加されたみなさまを大江駅まで送ったあとは・・・
お・や・く・そ・く!
大江のハーゲンダッツ、二日連日いただきました。😅
この日のみまもり隊Nさんのコメントを・・・
『美味しかったです。行ったら食べたいという気持ちがよく分かりました。』
そぅなんですよ、おいしいんです。
グリーンロッジでも取り扱いされています。
これからの季節、コタツの友によろしいかと。(笑)
まだ口にされていないみなさま、一度ご賞味ください。
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