スノートレッキングの楽しみ方

スノートレッキングの楽しみ方
 
            《冬の自然の不思議に出会う》                                              
浮遊感、開放感、動物の足跡、冬芽の観察、雪の造形物 
 
 

浮遊感を楽しむ                                                         
  スノーシュ-で歩く面白さは、柔らかい雪の上を歩くフカフカ感というのがあります。その分、疲れるといえば疲れますが、スノーシュ-トレッキングでは、雪が無いシーズンその分、疲れるといえば疲れますが、スノーシュ-トレッキングでは、雪が無いシーズンのトレッキングに比べて、同じ距離を歩くのでも雪の深さによって必要な時間が変わってくるので短い距離でのコースを構成し、バランスを取ることが大切です。
 
解放感を楽しむ                                                                   
     雪以外に何も無い広い雪原を歩くのはそれだけで気持ちがいいものですが、森の中を歩いても夏場には無い開放感を身体で感じることが出来ます。広葉樹が葉を落し藪が雪に埋まった森の中は適度に見通しが良く、夏場には道以外の所は藪が邪魔して歩けませんが、この時期には森の中を好きなように歩くことができます。その分、気を付けなければならない事が2点あります。          
 
 1.   好きなところに行けてしまう分、道に迷いやすい。    
 2.  行っては行けない場所にも行けてしまう。自然保護の為に気を付ける。
   普通なら近づけない危険な場所、等も。                 
 
発見を楽しむ(冬芽)       
   葉を落とし、花も実も無い冬の木々。あまり見る意味もなさそうと思うかもしれませんが、これが中々味わいが有ることをお客様に伝えなければなりません。積雪によって変わりますが、普段より高い位置から色々なものを見ることでできます。また、草むらや藪、葉っぱが邪魔にならない分、樹木にじっくり近づいて見ることもできます。夏場なら見上げるだけの高い枝先などをじっくり観察できます。何も無いように見える冬の木々は死んでいるわけではありません。春の芽吹きに向けて少しずつ動いています。そういった小さな変化や様子を伝えることが重要です。
 
発見その2(雪の造形)        
       夏に比べて、冬場に活動している動物の数はぐっと減ります。冬眠する動物の種類はそれほど多くないですが、冬眠しない動物達も冬場は夏ほどは活動しません。しかし、夏に比べて冬の森では野生動物と出会ったり、その痕跡を見つける機会が多くなります。藪が雪に埋もれ、木々も葉を落とした冬の森は見通しが良く、動物がいればすぐに見つけることができます。動物の足跡なども、雪の上ならば夏の森に比べてはっきり残るので、アニマルトラッキング(野生動物の足跡を追いかける)、食事の痕跡など、冬ならではの発見が沢山あります。
                              
                                                          2014215日 伊藤氏の資料より
Hiro

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