お店で売っているメープルシロップはカナダ産で”サトウカエデ“というカエデで日本では自生していません。
でも日本には30種類弱のカエデが自生し、そんなカエデからも樹液を採取しシロップを作ることは出来ます。
コスト的には数倍から二桁ぐらいかかるので特産品としてはブランド化し、付加価値をつけない限り成り立たちません。
でもカエデの木が厳しい冬から春にかけて沢山の水を吸い上げて命を育んでいます。
ワクワクする森の営みの一つです。
そんな自然を体感できる活動として、樹液採取からシロップを作るプログラムをしてみたいというのが今回のスタートです。
今年は実際に採取できるのか試験採取を地元森林所有者の了承のもと行いました。
1.採取する木の選定などの調査(11月)
2.採取用タンク設置(1月下旬)
3.採取 1月下旬より3月上旬
4.採取した樹液を煮詰めてシロップ作り
5.タンク回収と木のケア
以上が作業項目です。
カエデの樹液はいつでも出るというもではなく、寒さのピークを過ぎた頃から1ヶ月ほどの期間しか出ません。
毎週のようにカエデの森に通い、重いタンクやペットボトルを運び下ろしました。💦
煮詰め作業(シュガーリングといいます)では5、6時間かけてシロップにしました。
技術的には難しい事はありませんが失敗や予想に反して大変な事も多く、改善や企画作りに良い経験になりました。
ホースの先から樹液が出てくる所はちょっと感動、ワクワクします。
琥珀のシロップは苦労の賜、すごく綺麗です。
味はもちろん最高級❗️😍
来シーズン「メープルハイク」として案内出来るように各関係者との調整や企画内容を検討していきたいと思っています。
企画立案試験採取 SAWADA
“大江山メープルプロジェクト〜メープルウォーター試験採取概略〜” への2件のフィードバック
食べてみたいですが、どうすれば可能でしょうか?
コメントありがとうございます。
今年は検証と試験的に行ったもので試食は限られた方にお願いしました。
本記事にありますように来シーズンに向け計画していきたい思ってます。
是非、来シーズンにチェックをお願いいたします。